通信販売デメリットとメリット

自転車業界において「自転車通信販売」はかなり昔からあった流通形態です。
しかし、発展はしませんでした。すぐに乗れるような流通形式が無かったからです。
なんらかの組立を必要とする以上、技術が必要でした。
特にスポーツ自転車は購入者の技術力でその分、組立コストを省いた流通もありました。
更には流通コストには欠かせない輸送コストが高騰してしまいました。
それは他ならぬ通信販売も平準化です。
以前ならお店に出向いて購入していた商品のほとんどは通信販売での購入が可能に。
通信販売のメリットが大きくなりました。

  • ウエブ注文と決済が圧倒的に簡単になった
  • 商品の詳細がウエブ上でわかるようになった
  • ウエブ購入に抵抗が無くなってきた

オンラインサービスが当たり前になり誰でもいつでも使えるようになった。
これは通信販売の大きなメリットです。
では自転車における通信販売には問題点がないのでしょうか。
上記の条件の中では問題はなさそうです。
でも、自転車は流通メリットの条件が他の商品と大きく違います。

自転車は必ず組立+調整しなくてはいけない

組み立てる部位(パーツ)も極力少なくなっています。
少ないので取付けるだけでいいんだと思われています。
でも必要なのは「組立」だけでではありません。
組み付けられたパーツは最低限の調整が必要です。
調整をしなくても乗れる感覚がありますが実はそれこそが
自転車販売士の仕事なのです。
それぞれのパーツはスムーズに動くための調整が必要です。
これをおこなうためには直接お客さまに届く自転車では安全を
担保できません。
結果的に価格差以上に高くつくこともあります

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