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自転車販売士

スポーツ自転車という敷居の高さ

「スポーツ自転車」というジャンルがあります。対極にあるのはシティー車、ファミリー車と呼ばれる「一般車」。つまり一般的には移動にしか使われない自転車のことを差します。これらの自転車は実は日本国内独自の発展をしており実は低速でも安定して走れる先人が作られた設計です。 だから海外ではそんな日常使いでも「スポーツ自転車」を使います。もちろん競技に使用する「競技用自転車」はありますがそれ以外はとくにスポーツ […]

「七分組」という流通コストについて

自転車は商品としてお届けする時に専用段ボールでメーカーから販売店に配達されます。縦長ですが横はハンドル幅よりも細いので自転車が入っていることは想像しにくいかもしれません。これは全世界共通でこの自転車専用段ボールで生産地から運ばれます。 そして、ここからがとても大事なのです。どの販売店でもやっていることですが自転車を段ボールから取り出して「組立と整備」をおこなっています。組立だけど思われているかもし […]

プロの作業段取りを知って欲しい

皆さまの自転車を組立てる時やお預かりしてメンテナンス時に必ず作業前に準備しています。以前も紹介しましたプロとアマの作業の違いはまさに「段取り力」です。作業は流れますが段取りは最初に作っておき作業しながら修正していきます。 料理人に例えるとわかりやすいかもしれません。食材や調理器具がまったく同じでも出来上がった料理には「雲泥の差」がある。それはまさに「準備と修正力」ではないでしょうか。 アマチュアで […]

安全の説明が正確に伝わりますか

自転車販売士は自転車の安全を保つためにお客さまに適切な説明をおこないます。しかし、説明は「教える」よりも「伝わる」ことが重要です。教えるは一方的な行為で相手の理解がない場合もあるからです。 「伝わる」とはお客さまが正しく理解していただている事。いくら販売する側が教えた気になっていても理解されていないならその説明は無意味なものです。 説明がきちんと正確に伝わるテクニックがあります。自転車販売士はお客 […]

自転車の危険を知らせる音があります

自転車本体にはお客さまが「気づきにくい危険」があります。それは乗っている時には意外にわからないもの。街を走ると沢山の雑音に紛れてさらにわかりにくい場合も。でも自転車販売士はそれを見逃しません・それらは危険を知らせる音だからです。 例えば人間の体調に置き換えてみてください。ご自身で確認できるのは手や足加えて目視可能な部分のみでしょうか。背中や内蔵など自分自身では確認ができません。カラダなら痛みを感じ […]

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