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jbrateam

「七分組」という流通コストについて

自転車は商品としてお届けする時に専用段ボールでメーカーから販売店に配達されます。縦長ですが横はハンドル幅よりも細いので自転車が入っていることは想像しにくいかもしれません。これは全世界共通でこの自転車専用段ボールで生産地から運ばれます。 そして、ここからがとても大事なのです。どの販売店でもやっていることですが自転車を段ボールから取り出して「組立と整備」をおこなっています。組立だけど思われているかもし […]

プロの作業段取りを知って欲しい

皆さまの自転車を組立てる時やお預かりしてメンテナンス時に必ず作業前に準備しています。以前も紹介しましたプロとアマの作業の違いはまさに「段取り力」です。作業は流れますが段取りは最初に作っておき作業しながら修正していきます。 料理人に例えるとわかりやすいかもしれません。食材や調理器具がまったく同じでも出来上がった料理には「雲泥の差」がある。それはまさに「準備と修正力」ではないでしょうか。 アマチュアで […]

安全の説明が正確に伝わりますか

自転車販売士は自転車の安全を保つためにお客さまに適切な説明をおこないます。しかし、説明は「教える」よりも「伝わる」ことが重要です。教えるは一方的な行為で相手の理解がない場合もあるからです。 「伝わる」とはお客さまが正しく理解していただている事。いくら販売する側が教えた気になっていても理解されていないならその説明は無意味なものです。 説明がきちんと正確に伝わるテクニックがあります。自転車販売士はお客 […]

自転車の危険を知らせる音があります

自転車本体にはお客さまが「気づきにくい危険」があります。それは乗っている時には意外にわからないもの。街を走ると沢山の雑音に紛れてさらにわかりにくい場合も。でも自転車販売士はそれを見逃しません・それらは危険を知らせる音だからです。 例えば人間の体調に置き換えてみてください。ご自身で確認できるのは手や足加えて目視可能な部分のみでしょうか。背中や内蔵など自分自身では確認ができません。カラダなら痛みを感じ […]

通信販売デメリットとメリット

自転車業界において「自転車通信販売」はかなり昔からあった流通形態です。しかし、発展はしませんでした。すぐに乗れるような流通形式が無かったからです。なんらかの組立を必要とする以上、技術が必要でした。特にスポーツ自転車は購入者の技術力でその分、組立コストを省いた流通もありました。更には流通コストには欠かせない輸送コストが高騰してしまいました。それは他ならぬ通信販売も平準化です。以前ならお店に出向いて購 […]

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